背中のベイザー脂肪吸引、失敗を4つまとめ

背中に脂肪が付くと肩胛骨周りにまで肉が付いたり、方が丸みを帯びてきたりして後姿の印象が変わってきます。

背中に肉は付く場合、肩から上腕部にそって同時にボリュームが付くことが多いので、二の腕からは肉が垂れることも併発して、女性らしさのないごつい印象になります。

皮下脂肪は満遍なく増加してくるので、上半身全体のボディラインまで変化をきたしてしまうのです。

ただ背中の皮膚は硬いので脂肪が増加しているとの実感を抱かない人も少なくなく、背中の脂肪吸引が可能である事実を知らない人もいます。

特に筋トレなどもしていないのに、二の腕が太くなり肩幅にボリュームが付いてくれば、背中に皮下脂肪を増加してきた結果と考えて間違いありません。

ただお腹や太もものように皮下脂肪が付いてくるとやわらかくなりますが、背中に皮下脂肪がついても全体のボリュームががっしりした程度で皮下脂肪が増加しているとは想定できないことがありえるのです。

このページでは背中の脂肪吸引における失敗例についてまとめました。

背中のベイザー脂肪吸引、失敗を4つまとめ

脂肪の取りすぎで皮膚が窪む・でこぼこになる

下着が食い込んで周囲の皮膚がおわん状に盛り上がり、食い込みを感じてきたら背中の皮下脂肪がかなり増加してきたと考えられます。

この場合、背中のベイザー脂肪吸引手術を選択することは効率性の面でも外見の変化の面でも他の方法よりも優れていることは確かです。ただ背中の脂肪吸引は他の場所の脂肪吸引とは異なる特徴があります。

背中の皮膚は自分でつまめば確認できますが、硬い触感をしています。皮下組織が若干異なっているからです。

背中のベイザー脂肪吸引では、カニューレと言う吸引管で脂肪細胞を吸入しますが背中は面積が広いので一箇所のみからの吸引では必要充分な脂肪細胞を除去できないことがあります。

ある程度除去量が一定して吸引されていないと、場所によって脂肪の存在量が異なってしまい皮膚の表面がでこぼこになったり、窪んだりする失敗を疑わせる症状が出てくることがあります。

そこででこぼこや窪みを防止するため、数箇所にカニューレを挿入して脂肪吸引することがあります。背中の脂肪を満遍なく吸引することで全体的にバランスよく脂肪を吸引して、滑らかな皮膚の仕上がりを期待するわけです。

この場合、腋や腰、背中などを切開しカニューレを挿入して脂肪吸引手術が行われます。

背中に傷が残ることに抵抗感を持つ人もいますが、通常下着で隠せる場所が切開されるので手術後目立つことはないように配慮されています。背中のベイザー脂肪吸引手術後に、でこぼこや窪みなどの失敗を防止するためには、場所に応じて適切な量の脂肪吸引が必要になります。

脂肪の取り残しで痩せない

背中の皮下脂肪が増えてきた場合、部分やせ効果を期待するなら脂肪吸引は有効な対処法です。

もちろんダイエットによる全身の脂肪を減少させることで、背中の脂肪もやがて減少することを期待することも可能ですが効率的ではありません。

ただ背中のベイザー脂肪吸引によって背中の皮下脂肪を吸引する場合、背中では他のパーツの脂肪吸引とは異なった事情が関係しています。

それは背中の脂肪吸引では、脂肪の取り残しで痩せない事態がありえる点です。もちろん脂肪の取り残しは他のパ-ツでも起こえる事態です。

従来の脂肪吸引では物理的にカニューレで皮下脂肪をかき出す方法が取られていたので、脂肪除去率が50%程度に止まっていたため脂肪の取り残しはしばしばありました。

背中のベイザー脂肪吸引では脂肪細胞の除去率が90%向上に向上されているので、脂肪の取り残しはあまり起こらなくなっています。

脂肪吸引に当たっては脂肪細胞のみを集中的に回収できるために、ダメージが少なく脂肪除去率が上昇しているのです。

しかし背中の皮下組織にはお腹の皮下組織と異なって、繊維組織と言う硬い構造の部分が背中で広く分布しています。お腹であれば柔らかい皮下組織構造になっているので、カニューレの操作は容易におこなえます。

脂肪吸引量が場所によってまちまちにならないように、カニューレを操作すれば脂肪細胞を大量に除去することが可能です。

しかし背中では皮下の結合が強く、カニューレを自由自在に操作することは容易ではありません。

しかも広い面積の範囲を対象に脂肪吸引の必要があるので、難作業を長時間継続する恐れもあります。

硬い組織の中を脂肪を求めて掻き分けての作業になるので、時間がかかった割には脂肪吸引量が少ない量で止まり、部分ヤセ効果が実感できず失敗に終わることもあります。

このような事情も関係して背中の脂肪吸引を取り扱っていない美容外科クリニックもあるほどです。脂肪吸引ではどの部位でも高い操作技術が求められますが、背中のベイザー脂肪吸引については、より一層施術する医師の高い技術が求められるといえます。

ことに脂肪が大量に付いた人では腰付近の背中にも脂肪が大量に付着しており、結合組織が存在しているにも関わらず大量の脂肪吸引が必要になります。

しかし脂肪吸引操作が難しいので回収量にばらつきがでて、滑らかな肌の仕上がりにならないこともあります。背中では脂肪の取り残しによる失敗が相対的に多い場所であると言えます。

たるみ

背中のベイザー脂肪吸引吸引後たるみが出ることがあります。たるみが出るのは大体術後1-3月後経過した頃と言われています。たるみが生じるメカニズムを脂肪吸引後の皮下組織の変遷に併せて、考察してみましょう。

背中のベイザー脂肪吸引では手術前に脂肪を溶解させる特殊な薬液を混入した麻酔を注射します。

この注射でまず皮下組織で脂肪を溶かしやすい環境に誘導します。その後皮下にカニューレを挿入し脂肪細胞を回収していきます。

この際カニューレからは脂肪細胞を周囲の血管や神経などの結合組織から脂肪細胞にのみ作用するベイザー波を照射して、脂肪のみを遊離させて吸入口から回収します。皮下脂肪は皮下の網目状の結合組織の中にドリップ状で存在しています。

脂肪吸引の結果、脂肪のみが部分的に存在しなくなるため皮下の結合がゆるくなります。そのままでは皮下組織が不安定になるので、脂肪の抜けた穴を埋めるかのようにリンパ液などが流入してきます。

水分がだぶついてむくみ易くなっているので、脂肪吸引手術後は圧迫固定のための専用下着などで圧迫を支持されているはずです。

圧迫せずに放置すると水分でだぶついたままでは、皮膚があまって指でつまむと長く伸びるようになります。思慕応急印手術後1月前後でするっと手術部が硬くなってきます。

場合によってはごつごつした触感を覚えることがあります。これは皮下脂肪に代わって繊維細胞が増殖して修復活動を進めているからです。

皮下組織の繊維細胞が増殖してくるのは、人に備わった生理的現象なので心配ありませんが、この時にむくみが出ていると皮下組織の収縮が進まないため皮膚にたるみが出てしまうことがあります。

これが手術部にたるみが出てしまう理由なのです。圧迫固定が必要なのは、圧力を掛け続けて皮下組織の引き締めを促す効果を得ることでたるみを防止する必要があるからです。

圧迫についても漫然と圧迫していると効果的に浮腫みを改善することは出来ません。

ある部分だけを強く固定すると、その先端では新たな浮腫みが生じます。手術部を含めて全体を広く圧迫する必要があります。

圧迫固定については専用の固定用品があるのでクリニックで処方してもらうことになります。

通常3月くらいは圧迫固定が必要とされています。日中ははずしておいて、就寝前や在宅時に圧迫具を着用して固定する方法が一般的です。

手術後1月経過くらいから部分やせを実感し始める頃です。ひきしまった肌にするために圧迫を怠らないようにしてください。

カニューレの傷跡が残る

背中の背中のベイザー脂肪吸引では、十分な脂肪吸引量を確保するために数箇所を切開してカニューレを挿入する方法が取られることが良くあります。皮下組織は硬い結合組織が多いのでカニューレを自在に操作することが難しく、複数個所から脂肪にアプローチするのが合理的だからです。

カニューレを挿入するためには小切開をくわえることになります。多くの場合、左右のわきと腰、そして背中の真ん中に切開を加えることになります。背中の中央に切開すると小さくはあるものの、傷跡が残る上に、場所的にも目立つので切開を拒否して脇と腰のみからカニューレを挿入して脂肪吸引をする場合があります。

しかし脂肪吸引量はどうしても少なくなり、手術後も変化を実感できず失敗に終わる可能性があります。

ボディバランスを考慮すればアプローチする方向はより多く存在することが望ましいですが、背中を切開しないことで脂肪吸引量が適切に調整できず手術後にたるみがでたりすることになります。

そうなると背中のベイザー脂肪吸引を受ける際には、切開箇所を綺麗に仕上げる高い縫合技術が必要と言えます。

背中の脂肪吸引をする場合には二の腕の脂肪吸引もあわせて同時に施術されることが多いので、切開箇所が複数になります。傷跡の直りも気になるところです。

縫合には抜糸するタイプの糸と、縫合後生体内に自然吸収されるタイプの糸の2種類があります。傷跡が綺麗になるのは抜糸する型の糸と言われています。

背中のベイザー脂肪吸引では切開範囲自体は小さいですが、複数の箇所を切開縫合するので高度な縫合技術が求められます。縫合不全により再縫合が必要になるなどの事例もあります。

目立ちにくい場所を選んで、小さき切開範囲で施術するので縫合が雑な医師に遭遇する可能性があります。丁寧な縫合を実践しているかカウンセリングや症例写真で確認しておきましょう。

傷跡のなおりについては、時間の経過と共に目立たなくなると言う経過を辿ります。

手術直後は傷跡が赤い線となって残っています。その後は日が経過するごとに赤みが薄くなって白色を帯びてきます。

ほぼ目立たなくなるのは6月‐1年程度の時間経過が必要です。

この期間がたってもさらに赤みを帯びて、赤みの範囲が拡大したり表面が隆起してきたりする症状が出てきたら手術刺激によるケロイドの可能性があります。このような時は迷わず一般の皮膚科を受診して下さい。

夏場などでは紫外線に浴びないなど傷跡が黒ずまないよう注意しましょう。

二の腕のベイザー脂肪吸引の失敗に関する体験談・口コミから考察できたこと

背中のベイザー脂肪吸引では背中が結合組織にとんだ硬い皮下脂肪に対して脂肪吸引を行うため、硬い皮下組織の中を適格にカニューレを操作できる高い技術が必要です。

特に背中の切開を拒否する場合には、左右の脇と腰の方向からのみ脂肪へとアプローチするので、一層高い技術が必要になります。

そのため背中のベイザー脂肪吸引を検討する際には、背中の脂肪吸引も対応できる豊富な経験を積んだ美容外科医であることが重要になります。

口コミの中から背中の脂肪吸引の際に気をつけるべき事項を再確認しておきましょう。

「吸引部位は背中、腰です。腰から背中にかけて吸引していますが、辛いです。

寝るときも自動車に乗るときも背中があたると痛みが走ります。もともと肩こりがでやすい体質でしたが、手術後は肩こりが酷く出ています。術後1週間も我慢すればと思いますが。」

背中のダウンタイム症状は比較的軽いと言われていますが、個人差があるのでこの人は若干強く出ているようです。肩こりはダウンタイムの症状の結果ストレスを感じて悪化したものでしょう。

手術後1週間くらいは鎮痛剤をうまく利用して痛みをコントロールしましょう。広い範囲の脂肪吸引をしている場合には同時に体液も吸引されているので術後は水分を充分とって、術部の回復を早めるようにしてください。

「二の腕と背中、腰までやりました。結果として効果は全くなしです。逆に太くなってしまった。」

背中に脂肪が付く人は上腕にも脂肪が垂れ下がることが多く、この方も背中と同時に二の腕も同時に施術を受けていますが、手術前後で変化がない以上失敗したと考えざるを得ません。

技術が未熟な人の施術を受けると変化がないばかりか、手術後のダウンタイム症状のむくみのために、むしろ太くなってしまったと感想を抱いてしまったのはある意味当然です。背中のベイザー脂肪吸引は熟練した美容外科医を選ばないと成功はおぼつきません。

「腹部と背中全体を受けました。所要時間は3時間くらいかかりました。ギリギリまで吸引したので手術直後は痛みがあります。手術後1週間たちますが、耐えられないレベルではありませんが、まだ痛みが残っています。」

腹部も併せて脂肪吸引を受けているせいか、ダウンタイムに痛みが出ているようです。施術箇所が増えればそれだけ症状が積みあがることになるので、自分が耐えられるかどうか、脂肪吸引広範囲にわたる場合には分割して手術を受けることの検討してください。

記事のまとめ・上半身の痩身整形が上手なクリニック・医師とは?

ダイエットによる減少効果は、余分な栄養分を解消することで脂肪細胞のサイズダウンによって体形をスリムにすることを目的としています。この際体内に貯蔵された糖分等から消費が始まり脂肪燃焼効果が出るのは最後の段階になります。

その上皮膚の浅い層に分布する皮下脂肪から消費が始まり、深い層の皮下脂肪はなかなか減少しません。

逆に深い層の皮下脂肪は栄養を蓄える性質が強いのでダイエット習慣をやめた途端旺盛に栄養を貯蔵し始めます。

そのためリバウンドを繰り返すうちにバストだけが小さくなり、他の部分の皮下脂肪が増加するためボディバランスがますます悪く崩れてしまうと言う経験をしている人が少なくないのです。

脂肪吸引はその点に対して、もっとも効率的に部分やせ効果を実感できる方法です。

とりわけ最近では脂肪吸引技術が発達し従来の脂肪吸引手術の課題を克服した、ベイザー脂肪吸引手術を導入する美容外科クリニックが増えてきています。

従来の脂肪吸引では数回に分けて分割手術が当然だった広い範囲の脂肪吸引も可能になってきています。

一回あたりの脂肪吸引量も数千cc以上の大量の脂肪除去も可能になっています。

背中では硬い結合組織から脂肪細胞を除去する必要があるのでベイザー脂肪吸引が効果を発揮するといえます。ベイザー波のおかげで細胞レベルで脂肪細胞を遊離させるので、塊のままの脂肪にアプローチする場合に比べて効率的に回収できます。

ただし背中の脂肪吸引では、他の部位とは異なった生理学的特徴があるために医師の一層高度な技術が求められるところです。

背中の皮下組織は結合組織に広く覆われカニューレの操作が簡単にはいかないからです。そのため脇や腰、背中など複数の箇所からカニューレを挿入する必要があります。切開箇所が複数になるため、高度な縫合技術も要求されます。

このように高度な技術が要求されるため背中の脂肪吸引を取り扱わない美容外科クリニックもあるくらいです。

反面未熟な技術であるにもかかわらず背中の脂肪吸引を実施する医師が施術したため、手術前後でプロポーションが不変のままの失敗事例も出ています。術後の浮腫みも合併すれば、逆に太ってしまったと感想を抱く人もいるほどです。

背中のベイザー脂肪吸引は他の箇所の脂肪吸引に比しても経験豊富で高度な技術が要求されます。計件数の豊富な医師であるかどうか、能力面を客観的に判断するには実際の手術症例の写真などを参照して、実績を確認することが大事です。

ベイザー脂肪吸引の解説書の整形相談

名医紹介とご優待紹介状はこちら

失敗患者を減らすため、ドクターごとの失敗確率を集計致しました。最も失敗の少ない名医を全国でご紹介しています。

また、ご優待紹介状を全国の病院に発行しておりますので、有利に治療を受けられます。

「カウンセリングの裏ワザ」「傷跡を少なくするお薬」などもご説明しております。

名医紹介とご優待紹介状はこちら

コメントを残す

*

*