スカートやジーンズで覆われてはいるのに外部にヒップラインは如実に出てしまうボディーラインです。
ここはいくら衣服を重ねてもうまく外見をカモフラージュできない上に、加齢によるたるみが出やすい箇所では胸と並ぶくらい気にされる方が多い場所です。
ヒップラインの崩れからボディライン全体のバランスの崩れの始まりを自覚することもあります。
ヒップラインが垂れ下がる一方で、同時並行でおしりの上辺りに乗るように付いてくる脂肪も気になるところです。
また日本人は下半身に脂肪が付きやすい傾向があり、おしりから太ももにかけてのヒップラインをどうにか変えたいと考える人は年齢を問わずにいます。
運動で対処できないかと部分ヤセに効果を期待できるエクササイズを実行してみても効果は芳しくないとの経験をすることもしばしばです。
そこで今回は、脂肪吸引の効果性についてをまとめました。
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Contents
ヒップアップ効果
ここで一度どうして臀部に脂肪が付きやすいのか考えて見ましょう。
臀部やその周辺には、後背筋や僧坊筋、大腿の筋肉などと並ぶ大臀筋があります。筋トレの際にはこれらの大きな筋肉から負荷をかけると脂肪の燃焼効率が上がります。
では大きな筋肉が付いているにも関わらずおしりには脂肪が付きやすいのか。それは私たちの日常生活では限られた範囲でしか筋肉に負荷をかけていないからです。
筋肉への負荷はちじめることでかけられますが、こと臀部の筋肉は意識しなければ伸びる方向でしか使われていないのです。
歩くときには足を前に突き出すことで歩を進めますが、戻すときは垂直方向で体の真下に戻すまでです。
通常歩くのにいちいちひざを突き上げて足を戻したりしません。私たちの日常生活ではおしりの筋肉は衰えることが不可避と言えます。
脂肪は筋肉量がすくなるほど、付きやすくなるので加齢による筋力低下も相まって、ますます臀部には脂肪が蓄積されていき、ヒップラインも崩れていくことにあります。
このようなヒップラインの悩みに直接の解決策となるのが、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引です。気になる場所から直接脂肪細胞を除去するので、部分ヤセ効果の上では、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引は劇的な効果を期待できます。
脂肪吸引では脂肪を吸入する量や場所を調整することで、おしり自体の大きさを小さくするばかりでなく、ヒップラインの垂れ下がりを改善し、ヒップアップ効果も併せて期待できます。
一つの治療で部分ヤセ効果とヒップアップ効果を期待できるので臀部は脂肪吸引の効果を大きく期待できる部分であると言えます。
ダイエットと比較したときの効果・メリット
脂肪が増える上で重要なのはもちろん油脂分の多い肉類の摂取や、糖分の多いお菓子や炭水化物の多い食生活や運動不足などの生活習慣が大きく影響しているのは確かです。
そこでダイエットやエクササイズで脂肪を減らしてヒップラインを回復する方法を選択することも考えられます。
このような乱れた生活習慣の見直しは、脳卒中や心血管障害、糖尿病などの生活習慣病を防止する上でも重要です。その点で言えばダイエットやエクササイズを生活に取り入れることには意味があります。
しかしダイエット方法によるおしりのボディラインの悩みを期待することは望み薄と言わざるを得ません。
ダイエットにより摂取エネルギーと消費エネルギーの関係が消費エネルギーが上回ると、体重が体内に蓄積された栄養分が消費され、体重も減少に向かうことになります。
私たちの体内エネルギーはまず肝臓などに蓄積された糖分から消費され、次に脂肪が消費され関係になっています。
脂肪についても減少するには順番があり、まず内臓周りに蓄積された内臓脂肪、そのあとに漸く皮下脂肪が消費されることになります。
男性などでは内臓脂肪が多く、皮下脂肪が少ない傾向があるので、ダイエット体重が減少すると同時に腹周りの脂肪も減少することはあります。
しかし女性は生来的に皮下脂肪が多く、おまけに体中に満遍なく分布しているのでダイエットによる部分ヤセは効果を期待できないと言わざるを得ません。
おまけに臀部の脂肪は大部分が皮下脂肪なので、なおさらダイエットによる部分ヤセは困難を極めると言えます。
先ほど臀部や大腿には大きな筋肉が付いている旨の指摘をしましたが、エクササイズで筋力効果を通じてヒップラインを引き締める方法も考えられます。
筋力が低下することに脂肪が付きやすい点に着目して、大臀筋を強化する動作を日常生活に取り入れる方法が提唱されることもあります。
デスクワークで長時間座るときは30分に一度は席を立って歩行を心がける、姿勢を良くして大またで歩くように気をつける、歩くときにはおしりにキュッと力をこめるなど日常的に大臀筋を鍛えることで究極的には引き締め効果を期待するわけです。
この方法に風呂上りにマッサージオイルを塗って脂肪を揉み解すなどのマッサージを併用することもあります。
しかしこの方法のデメリットは根気良く継続しても効果の程は予測できない点です。ヒップラインの矯正の上では脂肪吸引は一回の施術で劇的に外見も変化します。
効果の上では脂肪吸引は圧倒的に上回ります。
リバウンドの可能性もある
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引などの脂肪吸引では脂肪細胞そのものが減少するので部分ヤセ効果はもちろん、ダイエット効果も期待できます。しかしリバウンドにより体形が戻ってしまうことがあります。
脂肪細胞自体が減少しているので完全に元に戻ることは少ないでしょうが、一定数のリバウンドを経験者がいることも事実です。
一般論で言えば、脂肪吸引すれば脂肪細胞の絶対数が減少するので、脂肪吸引後はリバウンドはおきにくいコンディションになっていると言えます。
それにもかかわらず、リバウンドがおきてしまう理由はどこにあるのでしょうか。
まず手術直後のダウンタイム期間中は腫れやムクミが出る場合があるので、そのために太って見えることを悲観して効果が無い、リバウンドしていると考えている人がいます。
このような術後の症状は正しいアフターケアで長引かせないことが大事です。
医師の指示通り手術部分専用のサポーターなどで圧迫固定するなどで対処することが必要です。
本来の意味でのリバウンドと言えば、脂肪吸引によるヤセ効果は見た目にも明らかなのでつい油断して食べ過ぎてしまうなどの傾向がある人です。
脂肪吸引で脂肪細胞は減少したものの、減った分の細胞の役割を残った脂肪細胞が代償することになります。
食べ過ぎて体内に残った余分な栄養分は残りの脂肪細胞に吸収されてしまいます。決して太りにくい体質に体質変化したわけではありません。
脂肪が減って、スリムな体形を手に入れてもそれをキープできるかは個人の度量に委ねられているのです。
脂肪吸引をしてもこれまでの生活を続けていれば、やがてはもとの体形に近づいていくのは避けられません。体形を維持するために意識改革をすることも必要です。
劇的にスリムになるのでまさかリバウンドなんてありえない、と考えがちですがかつての自分に逆戻りしないためには、ヒップラインを維持するための生活を再考することが大事です。
同時に生活態度を見直すことも行いましょう。特に暴飲暴食は肥満の原因になることが多いので、現に慎みましょう。食でストレス解消する傾向がある人では、別のストレス解消法を探しましょう。
3サイズを計測して、その客観的数値で体形が維持されているのかを定期的にチェックすることも考えられます。
数値の変動に合わせて自分のスタイルキープのために生活習慣を日常的に改善することに留意します。せっかく手に入れたスリム体形も維持してこそ意味があるといえます。
皮下脂肪は何cc位取れる?(吸引量)
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引ではおしりの脂肪を除去しますが、従来型の脂肪吸引と異なって効率的に脂肪細胞を除去することが可能になっています。
それでは具体的皮下脂肪はどれだけ取れるのか。
この点を考える前提として、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引と従来型の脂肪吸引方法の特徴を比較して考察してみましょう。
脂肪吸引はカニューレと呼ばれる専用の管を皮下組織に挿入して皮下脂肪を回収する点では共通しています。
従来型の脂肪吸引方法では皮下組織に挿入したカニューレを移動させ、手探りで皮下脂肪にアプローチして物理的に吸引する方法が取られていました。
皮下組織には脂肪以外にも神経や血管も相互に入り組むように存在しています。
様々な細胞が迷路のように折り重なった皮下組織の中をカニューレを移動させる手技なので、術者の経験や技術に依存する部分が大きかったと言えます。
カニューレの移動の際に血管などを傷つけることも多く、術後の内出血や痛みなどが長引くデメリットを抱えていました。
また皮膚の結合組織を傷つやすい手技なので、術後表面にでこぼこが残る場合もあり、必ずしも成功に至らない場合も相対的に多かったと言わざるを得ません。
このような従来型の脂肪吸引のデメリットを改善したのが、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引です。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引では麻酔後、カニューレを皮下組織に挿入する点では従来と同じですが、皮下脂肪の除去のためのメカニズムが異なっています。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引では、カニューレの中にVASER派と言う特殊な超音波を照射する装置が内蔵されています。
VASER派は神経や血管を避けて脂肪組織にのみ選択的に作用し、脂肪のみを遊離させる作用があります。
カニューレは遊離した脂肪細胞のみを回収するだけなので、神経や血管を損傷させることなく、皮下脂肪のみを選択的に回収することが出来ます。
しかも脂肪だけを遊離させるので皮下の結合組織も維持されるので、手術後に表面の不整症状が出ることもありません。
このように皮下組織へのダメージが小さい方法なので、痛みや内出血やハレなどのダウンタイムが長引くデメリットも相当程度改善されています。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引は、従来の脂肪吸引では吸入の難しかった皮膚の浅い部分も吸引できるので、脂肪除去率も向上しています。
従来型では50%程度でしたが、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引では90%以上の除去率を誇ります。
そのためお尻・臀部のベイザー脂肪吸引では、数百ccから数千ccに至るまで、必要に応じて吸引できるので分割手術せずに、一回の手術で終えることが出来ます。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引の効果に関する体験談・口コミ
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引はこのように従来型の脂肪吸引のデメリットを改善しているのが特徴ですが、実際の経験者談はどうなのでしょうか。口コミを見てみましょう。
若い頃から土偶のような体形が気になっていました。年齢を重ねるにつれふとももとおしりが一体化するようになり、ますます足までも太くなってきました。
気にしているばかりでは仕方ないので、思い切って脂肪吸引を決意。手術中は麻酔で痛みも無く、スリム体形を手に出来ました。
3月たった今ではお尻とふとももがスリムになったおかげで、依然はあきらめていたサイズのジーンズも履けるようになりました。
生まれつき下半身太りの傾向がある場合、ダイエット等の生活習慣の見直しではスリム体形は期待できません。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引では効率的に脂肪吸引できるので一挙にヒップラインの解決が可能ですが、その利点が発揮された方だと言えます。
昔からダイエットを繰り返してきましたが、足だけはスリムにならず、リバウンドのたびに大きくなっていくお尻と太くなっていく太ももに悩まされてきました。
脂肪吸引の効果については半信半疑でしたが、先生やスタッフとのカウンセリングを繰り返すうちに手術を決意しました。
手術自体は痛みも無く終了しましたが、ダウンタイム期間中神経痛のような痛みがありましたが、1週間ほどで治まりました。1月検診で手術前の写真と見比べてみてビックリ。
今までどんなダイエットを実践しても、太ももの間に隙間なんて出来なかったのに、スリムな下半身が手術後の写真に写っていました。
月日がたつうちにさらにスリムになっていく姿を鏡の前で確認するたびうれしい気分になります。
本当に手術に踏み切って良かったと思います。
お尻などの下半身のダイエットの難しさを再認識させられる経験と言えます。
スリムな下半身を追求してダイエットで無理をするとリバウンドして、さらに太くなっていまう。
このような負のスパイラルに陥る方はこの口コミの方に限らない話です。
リバウンドとダイエットの悪循環から抜け出す上でも脂肪吸引が適切だった人と言えます。
ただこの方は、術後にダウンタイム症状が少し出ているようです。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引でもかなり改善されているとは言え、痛みなどが出る人もいます。しかしこの人のように1週間程度で回復することが多く、長期間継続することは無いようです。
特にこの人のように、術後のケアも含めてカウンセリング体制が充実しているクリニックであることも重要です。
お尻の痩身整形が上手なクリニック・医師とは?
お尻や腰周りなどの下半身太りでは、食生活の改善などの従来型のダイエット方法によるスリム効果を期待することが困難な箇所と言えます。
私たちの日常生活は下半身の筋肉が衰えやすくなる環境下にあるため、筋力が弱まり脂肪が増えることにつながり、加齢が更なる筋力低下によるヒップラインの崩れを加速させることになります。
ヒップラインを始めとしてボディラインの崩れにエクササイズなども、勢いを食い止める程度の効果は期待できますが、抜本対策にはなりません。
その意味では脂肪吸引は皮下脂肪の絶対量を減少させるので、非常に効率的にボディラインの引き締め効果と、劇的な局所ヤセ効果を期待できるメリットがあります。
しかし従来型の脂肪吸引ではカニューレを操作して皮下組織で脂肪を強制的に剥ぎ取るような手技を取っていたので皮下にある血管や神経を損傷するリスクを常に抱えていました。
術後の出血や痛み、浮腫みなどのいわゆるダウンタイム症状が強くしかも長期間抱えると言うデメリットがありました。
見た目的にも皮下の結合組織を損なった結果として、手術後に表面が滑らかでなくでこぼこが残ることもありました。
従来型の脂肪吸引は肉体的負担と美容面の両面でデメリットを抱えていたことは否定できません。
これに対しお尻・臀部のベイザー脂肪吸引は、皮下組織にダメージを与えないアプローチで皮下脂肪を除去するため肉体的負担も大きく軽減され、手術後も滑らかな仕上がりとなり美容面でも満足できる結果を手にすることを可能にした方法として、最近利用者も増加しています。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引の何よりの特徴はVASER波により脂肪細胞のみ選択的に遊離させる点です。
その効果で脂肪のみが取り除かれ、神経や血管を傷つけることなく脂肪細胞を除去することが可能になりました。
脂肪組織の除去率も90%以上となり、従来では数回に分割する必要がある人でも一回の手術で所定の結果を得ることが可能になっています。
このようにお尻・臀部のベイザー脂肪吸引は従来型の脂肪吸引のデメリットを克服した手技であるため、この手術方法を取り入れる美容クリニックも急増しています。
手術的には完成されてはいますが、手術であることには変わりありません。施術する医師の技術が経験に裏打ちされた信頼できる人柄であることが重要なのは、普通のクリニックに通う場合と同じです。
美容クリニック選びの際には、値段ばかりに目がいきがちですが、信頼できる医師が在籍しているか、カウンセリング体制が充実していて不安を感じることなく治療を受けることができるのか、も確認することが大事です。