顎のベイザー脂肪吸引、ダウンタイム1日目から1か月までまとめ

顎についた脂肪のおかげで顔の印象が大顔に見られたり、フェイスラインにだぶつきが出て二重顎がコンプレックスを抱えている人も多いでしょう。

顔の印象を少しでも小さく見せるために、入念にメイクをしても思ったほどの印象変化も見られないので頭を抱えることはしばしばあります。

余計な脂肪が気になったらダイエットを検討するのも肉の付きやすい箇所であれば、例えば腹回りである場合には強めのダイエットをすれば、全体のプロポーションが変化するのである程度の見た目の印象をかえることの可能ではあるでしょう。

しかし顔の部分、特に顎のあたりに付いた肉は同列に扱うことはできません。

付いている皮下脂肪の量自体が腹や臀部のように大量に付着するわけではないからです。このような顎に付いた肉に悩んでいる場合、脂肪吸引は効果的です。

手術後のフェイスラインを想定したイメージに基づいて余計な脂肪を取り除くことができるので、部分ヤセ効果が絶大だからです。

最近では技術が進歩した顎のベイザー脂肪吸引手術を採用する美容外科クリニックが増えています。脂肪吸引と聞いて怖いイメージを持つ人も多いので、顎のベイザー脂肪吸引の原理やダウンタイムの経過を簡単に紹介してみましょう。

顎のベイザー脂肪吸引、ダウンタイム1日目から1か月までまとめ

手術当日(1日目)の注意点

顎の脂肪吸引の際には皮下に専用の吸引管(カニューレと言います)を挿入して皮下脂肪を吸引しますが、このときの脂肪細胞の採取の原理が向上しているのが、顎のベイザー脂肪吸引手術なのです。

事前に脂肪のみを皮下組織から溶解させる特別や薬液を注射して、カニューレで吸引しやすくします。

さらにカニューレの先端からは脂肪細胞のみを遊離させるベイザー波という超音波を照射して、二重に脂肪細胞を選択的に吸引するので、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えているので安全に且つ確実に皮下脂肪を吸引できるわけです。

しかし、脂肪吸引の際にはダウンタイムの問題を避けるわけには行きません。ダウンタイムとは脂肪吸引後の皮下組織の回復過程で現れる様々な症状をさします。

顎のベイザー脂肪吸引ではダウンタイムについて従来の方法よりは軽くなるような構造になってはいますが、ある程度症状が出ることを予想して手術に備える必要があります。

手術当日は、脂肪吸引による物理的刺激により、顔に浮腫みが出ます。そのため却って顔が大きくなった印象を持ち手術が失敗したのではと不安になりますが、手術当日に浮腫むのは体の生理現象なので心配する必要はありません。

術後2日目3日目の経過やアフターケアの注意点

手術2日、3日までは色々なダウンタイムに伴う症状が出てきますが、後日のキレイなフェイスラインの仕上がりのためにも対処方法を実践することが大事になってきます。

ここでは症状が出る仕組みを考察しこの期間に頻発する症状の特徴を把握することとしましょう。

脂肪は神経や血管なども同時に存在する網目状の皮下組織に滴上に存在している皮下脂肪と、LFDと言う脂肪のみの脂の塊のような部分の2箇所に分布しています。痩身エステはマッサージや美顔機などの外的刺激で脂肪燃焼を促します。

このときこのような外的刺激に反応するのは皮下脂肪のみで、LFDは作用しませんでいた。脂肪吸引は痩身エステが効かないLFDを排除することを目的に導入されたわけです。そのため大きい部分やせ効果が可能になったわけです。

反面、皮下脂肪を含めて広範囲に皮下組織から直接脂肪細胞を吸引することによって、脂肪細胞が存在しなくなるので回復のためにリンパ液などの体液が流入して満たされることになります。これが術後に浮腫みやすいことなどを始めにしたダウンタイム症状の端緒になるわけです。

いわば体内環境の均衡を取り戻そうとする生体反応と言えるわけで、時間の経過と共に軽快回復していくので放置しておいても大丈夫と考えがちですが、この症状のコントロールは最終的な脂肪吸引後の仕上がりを左右することもあるので、症状の出方に応じてセルフケアや手術後の診察を行うことが重要になってくるわけです。

それでは術後2,3日の経過やアフターケアを検討して行きましょう。

手術当日や翌日の24時間くらいの期間で腫れのピークを迎えます。

人によっては絶対に他人と顔を合わせたくないと言う人もいるくらいですが、軽い火傷を負った状態に似た皮下組織になっているため、この時期の腫れやむくみはある程度仕方ないと割り切ることが必要です。

軽いやけどをすると水泡ができて体液で膨れることがありますが、脂肪細胞がなくなった分リンパ液などが増えて皮下組織の結合が緩まってだぶついているため、両者は似たような生体反応だからです。

しかし放置すればさらに腫れが出てくるので、手術後早期から圧迫を加えて、弛緩した皮下組織が引き締まるよう誘導することが重要です。
2,3日では腫れが少し軽減してきますが、腫れは完全にはひいていないのでまだ子顔効果を実感することは出来ません、痛みについては触れば痛い程度に軽減してきます。

術後1週間2週間の経過やアフターケアの注意点

顎のベイザー脂肪吸引手術後1週間の間には色々な症状が時間経過と共に、形を変えて発生してきます。

脂肪吸引を検討するうえでは術後直ぐの期間の生活をイメージすることは、実際に手術後に気をつけるべき事項に対して有効な対策準備をとることを可能にします。
手術後1週間経過までのダウンタイムの症状の推移とその特徴の概要を理解することで、中期的にとるべきケアを考えていきましょう。

見た目の変化について。手術当日術後1日で腫れのピークを迎えて以降は1日単位で腫れはひいていきますが、直後は手術前以上に腫れて顔が大きくなった印象になることもしばしばなので、手術後4日目を境に腫れが引いていき、4-7日くらいで手術前と同じサイズにもどることになります。術後1週間程度ではヤセ効果を実感できない場合が多いでしょう。

日常生活の変化について。手術当日から2,3日位は腫れのせいで、食事や歯磨きをするのに少し違和感を覚えますが、その後は普通に食事などをすることができるようになります。術後4日以降はメイクをすれば目立たなくなってきます。

顔は人目に付くので少量の脂肪吸引量による浮腫みでも人目に付くのは否定できません。術後2-3日くらいはマスクで隠すようにすれば良いでしょう。

またこの時期はカニューレのため内出血を起こしていることもあります。血は重力の影響で下方向に移動するので、顎の脂肪吸引後顎から首にかけて内出血がでる場合が多いです。回復までに1週間から10日程度が必要です。

術後1週間経過すれば、かなり腫れもひいてきます。浮腫みが引いて肌がはれぼったさはほぼ解消され、第三者に違和感を与えることのなくなっています。

術後1-2週間になるとほぼ日常生活は平常化し食事や歯磨きは違和感がなくなり、会話の際に頬内部に歯が当たるようなこともなく、普通にしゃべることが出切る様になります。

これは順調に経過した場合ですが、回復を促進するためにはいくつかのポイントがあります。

最低でも手術後1週間、できれば2週間くらいは圧迫用の固定バンドを継続着用したいところです。クリニックによっては3月以上の使用を奨励しているところもあります。

日中の使用は困難ですので、就寝中に着用することになります。皮下組織の回復の過程で圧迫を加えて、弛緩したままで症状固定されることを防止するためです。

加圧して固定しなければ、引き締まった組織へと回復せず肌のハリが出ないこともあり得ます。

術後1か月~半年の経過やアフターケアの注意点

顎のベイザー脂肪吸引手術後、1月も経過すればどの人にも治療によるヤセ効果を実感することができます。ただし注意が必要なのは外見が美容効果も出てきたからといって、皮下組織はまだ完全な状態とは言えないからです。

むくみや痛みなどはほぼ解消されますが、時の経過に従い別のタイプのダウンタイムの症状がしばしば出てくることでも、皮下組織の不安定さは推測することができます。

術後1月程度までに発現してくる症状を考察してみましょう。

脂肪吸引手術後1週間くらい経過した頃から、手術部位に硬さを感じるようになってきます。

これは硬縮という症状です。この時期の皮下組織は浮腫みやすくだぶつきやすい状態なのに、硬くなると言うのは奇異に思われますが、これも皮膚の回復現象の一つと言える症状です。

顎のベイザー脂肪吸引手術後は脂肪組織がなくなり隙間だらけの状態になっていますが、この隙間を埋めることで皮下組織を再建しようと、繊維組織と呼ばれる組織が増殖してきます。繊維組織は筋張っていて硬いので、手術箇所に硬さを感じることがあるわけです。

多くは時間経過の過程で改善していきますが、皮膚の硬さが違う部分があると肌のハリにも影響を及ぼすので顔の印象にも繋がってきます。

できるだけ早期に回復させる上で効果的なのはマッサージを加えて、硬くなった場所を揉み解すことです。

方法としては硬い部分をつまんで外側に皮膚を引っ張る、指の頭を硬い場所に押し付けてほぐし、ストレッチして伸ばすなどのマッサージを手術後1週間あたりから始めてみましょう。

脂肪吸引後3月くらいには回復してくるので根気良くマッサージを継続してください。
3月も経過すれば美容効果が現れて治療は完遂されたことになります。

以上は個人でできるセルフケアをお話ししてきましたが、手術をしたクリニックによっては、ダウンタイム対策のアフターケアのトリートメントを実施している施設もあります。

CETという治療装置を使用されることが多いようですが、高周波の作用により血行を促進し、痛みの緩和や腫れや内出血の早期回復を目指すというものです。

手術後の抜糸時に使用するなどの方法で使用されるようですが、別途利用料金が必要な場合が一般的です。ダウンタイムの自覚症状を緩和することを目的としているので、マッサージや圧迫固定は忘れず行うことが必要です。

腫れや内出血の緩和には専用のクリームも処方されることがあります。

顎のベイザー脂肪吸引のリスクに関する体験談・口コミ

ただし顔の脂肪吸引の場合そもそも脂肪吸引に向いているかどうかが、まず検討する必要があります。不向きなのに施術を受けても前後で変化を実感出来ないからです。

向き不向きの問題は事前の医師とのカウンセラーで判断されますが、大まかな特徴を知っておきましょう。

顎のベイザー脂肪吸引が効果を期待できるかどうかは、自分の顎の下の肉を指でつまんでみて、「厚さ」が1センチ以上あれば一般的に脂肪吸引が効果的な目安です。顎の下の肉が薄く延びる場合は効果的でない可能性があります。

薄く延びると言うことは皮下脂肪が少ないことを意味しているからです。これはあくまで目安なので実際に顎のベイザー脂肪吸引が効果的か否かは、主治医やカウンセラーと相談しながら決定すれば良いでしょう。

それでは顎のベイザー脂肪吸引のダウンタイムの体験談を口コミから見ていきましょう。

「人から度々太いと指摘されたのがきっかけ。術前のカウンセリングは5分ほど。お金の話が2時間ほど続いた。現在手術から10日経過しているが変化なし。結果が出ればともかく、もう少し話を聞いてほしかった。相談なんて出切る雰囲気でないほどの忙しさ。経過に不安を覚えている」

手術10日前後ではまだ腫れがひき始めた段階なので、ある意味通常の経過を辿っているとも考えられます。

この経験者は事前に十分な説明も受けておらず、質問を通じて疑問点が解消され不安を抱くことなく流れ作業で手術を受けるようになった印象があります。たとえ手術が成功していて、後日回復してきても不信感は払拭できないままになるでしょう。

みだりに手術を勧めるクリニックは注意する必要があります。

「手術後、食事も飲み物も飲みずらく、笑うこともできないほど口の開け閉めに苦しみましたが、そんな症状について一切説明がありませんでした。起床時にはかなり浮腫みます。青あざはひきましたが、手術前のように自然に笑うことができません。笑顔も不自然です。」

この経験談では強めのダウンタイムを経験されたようですが、この方も同様術前のカウンセリングが不十分だったと感じます。術後のむくみ対策のための圧迫固定などのセルフケアについても説明を受けないまま、ダウンタイムの解消が遅れている可能性があります。

顎の脂肪吸引は腹やお尻の脂肪吸引ほど大量の脂肪を吸引するわけではありませんが、顔のパーツに手技を加える以上は外形の僅かな変化でも人目が気になります。患者視線のカウンセリングを提供しているクリニックを選ぶようにしてください。

記事のまとめ・顎の痩身整形が上手なクリニック・医師とは?

顎のベイザー脂肪吸引は顔の一部である顎に僅かではありますが、切開を加えます。手術後は腫れや浮腫みが出るだけでなく失敗すると見た目の印象が変わってしまいます。

腹や太もものように衣服で隠すこともできない顔の風貌に影響する美容手術である以上、クリニックや医師選びにはシビアな姿勢で臨むべきでしょう。

ことに顔の脂肪吸引にはそもそも向き不向きがあります。仮に骨格に問題があって顔が大きい印象を与えているのであれば脂肪吸引してみてもたいした効果を期待することはできません。

また術者の問題として脂肪吸引量はそれほどの量ではなく、むしろ級数箇所のデザインによる自然な仕上がりをコントロールできる構想力も必要です。

そのためには顔の脂肪吸引について一定数以上症例数を経験している医師を選択するのが妥当です。少なくとも脂肪吸引について1000例以上の経験があり、顔の脂肪吸引を20例以上経験しているあたりを目安にすれば技術的に問題はないでしょう。

その意味で実際の症例写真を見るのは参考になります。症例写真を見る際には撮影角度にも注意してください。

撮影角度によって顎のラインがぼやけてしまい錯覚することがあります。様々kな角度からの撮影写真が添えられていれば信頼性があがります。

そして最も大事なのは、医師の人柄とカウンセリング体制に尽きると言えます。

顔にメスを入れることには、それが目立たない箇所に小さな切開であったとしても僅かなミスが風貌の深刻な変化をきたします。

脂肪吸引を受けるに当たって相当のためらいや恐怖や不安を覚えつつクリニックを訪れる人が多い以上、患者の疑問点にはとことん答えてくれる人柄であってしかるべきです。

口コミに現れた経験談にもカウンセリングを単に手術のセールストークの場として利用しているクリニックも存在しています。そのようなクリニックでは、手術は流れ作業の要領で行われ、手術料金を支払ってもらったらさようなら、といった対応のクリニックも存在しています。

カウンセリングで注意すべき事項、手術後の生活上の留意点などの情報提供がされていれば、後日の回復も速やかになり小顔効果や理想的なフェイスラインを確実に手に入れることが可能になるでしょう。

顎のベイザー脂肪吸引は顎の余計な脂肪細胞を直接除去してくれるので、成功すれば理想的なフェイスラインを手に入れることができます。

そのためにも技術と人柄の揃った医師の施術と、誠実なカウンセラーの在籍しているクリニックを選ぶようにしてください。

ベイザー脂肪吸引の解説書の整形相談

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