パンツを履いて、鏡を見てみるとお尻が大きくて恥ずかしいと思っていませんか。
だから、ぴったりとしているパンツは履かないようにしていたり、なるべく緩めのファッションをするようにしているのならば、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引も考えてみませんか。ただし、決して楽なダイエットというわけではありません。
細くしたい場所を細くできる夢のようなダイエットと思われるかもしれませんが、リスクがあります。
今回は、脂肪吸引で起こり得るリスクについてをまとめました。
痛み
脂肪吸引は、ベイザーであってもリスクはつきものですが、中でも痛みは必ず経験します。
人によって、痛みの程度はかなり違いがありますが、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引した後に、クリニックから痛み止めを処方されます。
飲み薬と座薬と処方されるでしょう。他にも手術した場所が化膿しないようにするための薬なども処方されるはずです。
痛み止めが必要なくらいの激痛に襲われることがあります。手術の翌日くらいにはかなり強い痛みを感じるかもしれません。そして、大体ピークは術後３，４日目です。
この期間は、痛み止めを飲まないとつらいかもしれません。中には、筋肉痛がするくらいだったので、痛み止めを飲まなくて済んだという人もいます。
また、痛み止めを飲み続けないといけないくらいの激痛だったという人もいます。このように、痛みの感じ方には個人差があるので、どれくらいの痛みがするかはわかりません。
ただ、痛みが強い場合は痛み止めを飲んでください。
痛み止めを飲んでも、絶対に痛みが治まるというわけではありません。痛みが緩和される程度にはなります。我慢できなかった痛みが我慢できるようになったくらいで十分です。
ただ、術後４日目を過ぎても痛みが続くことはありますが、あまりにも痛みが長く続く場合は失敗していることも疑ったほうが良いでしょう。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引で失敗することもないとは言い切れません。
かなり強い痛みがあってもだんだんと痛みが弱くなれば大丈夫ですが、痛みが消えない場合はクリニックで治療してもらう必要があるかもしれません。
そもそも脂肪を無理やり取り除いていますから、どうしても痛みが出てしまいます。
手術自体は麻酔をしますが、その後が問題です。確実に部分痩せできるとは言え、痛みなどのリスクが必ずあることは知っておいてください。
お尻を小さくできる夢のような手術ですが、大変な術後を過ごしている人はたくさんいます。術後はなるべく無理しないで過ごすようにしましょう。
腫れ
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引では、痛みだけではなく腫れも必ずやってきます。
脂肪吸引して、お尻を小さくしようと思っても、すぐにお尻が小さくなるわけではありません。
ぴったりとしたパンツを履いてかっこいいお尻をと思ってもしばらくお預けです。
脂肪吸引をした場所は、必ず腫れます。お尻も同じです。お尻・臀部のベイザー脂肪吸引をした後は、腫れがあまりひどくならないようにするために圧迫します。
圧迫しないと大きく腫れあがってしまうかもしれないので、しばらくは圧迫し続けなくてはなりません。圧迫していても腫れてしまうので、術後すぐはお尻が小さくなってくれません。
しっかりと圧迫していればそれほどひどく腫れなくて済むでしょう。
しかし、腫れが引いて、お尻が小さくなったのがわかるまでは１か月くらいは時間がかかると思ってください。
どこの場所を脂肪吸引しても目に見えて効果がわかるのはだいたい１か月くらいかかっています。だいぶ腫れが引いてくるとは言え、術後３ヵ月くらいは多少は腫れているでしょう。
半年も経てば腫れも引いて、効果がはっきりとわかります。
もちろん、腫れが全然引かないとなれば失敗したことが考えられます。
ただ、腫れは誰にでもあることなので、簡単に失敗したとは決めることができません。なかなか腫れが引かず、痛みもあるなど腫れ以外にも症状がある場合は医師に相談してみてください。
どうしても、脂肪吸引した後は体調を崩すなども考えられるのですが、治療が必要な場合もあるので気になることは医師に言ったほうが良いでしょう。
すぐに腫れが引くわけではないですが、失敗した場合はお尻が垂れてしまうこともあるので注意深くお尻を観察しておいたほうが良いかもしれません。
腫れが引いてきたけれど、お尻が垂れてきたならば、それも医師に相談して修正してもらったほうが良いかもしれません。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引は、意外と脂肪が取れにくい場所な上に、お尻が垂れやすい場所なので、かなり気を付けなくてはいけない場所です。
ヒップアップして、かっこいい小さめのおしりにしたいと思っても実は難しい場所なので、医師選びが重要です。
自力でお尻を小さくしたり、ヒップアップを試みたけれど難しかったから、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引を選ぶという人も多いです。脂肪吸引すれば、お尻を確実に小さくできるので人気があります。
術後の腫れとの戦いは大変ですが、乗り越えるしかありません。
内出血
お尻に限ったことではありませんが、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引の後は内出血が起こることはよくあります。
ベイザーで脂肪吸引する場合は、比較的体への負担が小さいとは言われていますが、カニューレという管をお尻に入れて脂肪を取り除きますから、負担があります。このために、痛みや腫れが起こりますし、そのあとに内出血が目立つことも良くあります。
個人差があるので、内出血が出てきたと思ってもほとんどわからない人もいます。お尻の脂肪吸引ならば、自然にしていても隠れるのであまり問題はないでしょう。
ただ、人によってはかなり内出血が目立つこともあります。自分ではなかなか気が付かない場所ですが、クリニックで術後の検診に行ったときに、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引した場所が真っ青になっていることに気が付いたという人も少なくありません。派手に内出血することも良くあります。
しかも、内出血は下に下がる傾向があるために、お尻から太もも、ふくらはぎへと移動していくかもしれません。徐々に内出血が消えてしまいますが、消える前に下に下がると洋服で隠す必要が出てきます。
通常は、術後３週間もすれば内出血がわからなくなると言われています。個人差があるので、もう少し時間がかかるかもしれません。
しかし、なかなか内出血が消えない場合は失敗している恐れがありますので、そのままにしておかないでください。
術後の検診で内出血の話は必ず出てくるでしょう。あまりにも消えない場合は医師も気にしてくれるはずです。
おかしいと思ったらきちんと対処してもらえるでしょう。追加で治療することがあるかもしれません。
女性にとって、内出血で皮膚の色が変わるのは、決して良いことではありません。
とても痛々しい感じがしてしまうので、できれば内出血してほしくはないでしょう。お尻なので、自分からは見えにくいので気にはならないかもしれません。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引する人は、太ももの方も含めてセットで脂肪吸引することが多いので、内出血が広範囲に広がることもあるでしょう。
脂肪吸引すると、避けては通れないと言っても過言ではないので、脂肪吸引する前から覚悟はしておいたほうが良いでしょう。お尻と太ももをセットで脂肪吸引しないとバランスが悪くなるために、セットで行うことが多いです。
より内出血が気になるとは言え、範囲が広くてもそのうち自然と消えてしまいますから、放置していても大丈夫です。
カニューレの傷跡
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引するとき、必ず少しだけ切開します。そこからカニューレを挿入するためです。カニューレを使ってお尻の脂肪を吸い取ってしまいます。
今では、かなりカニューレが細くはなっていますが、切開しないと挿入できないので、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引の後はカニューレの傷跡が残ります。これも避けては通れないリスクの一つです。
幸い、お尻の脂肪吸引ですから、特に目立たない場所にカニューレの傷跡がつきます。
切開しますから、最初はかさぶたのような感じですが、そのあとは蚊に刺されたような感じで赤くなります。
人によってはあざのような感じに見えるかもしれません。
それほど大きな傷跡というわけではありませんし、そもそも目立たない場所からカニューレを挿入するので、自分でも気づきにくいですし、周りからも見られなくて済むでしょう。
ただ、失敗するとカニューレの傷跡がなかなか消えなかったり、意外と目立つこともあります。なるべくカニューレを挿入するときは必要最低限にしか切開しないのですが、大きめに切開されてしまうと、傷跡が目立ちやすくなります。
また、カニューレを挿入する場所に器具を使っていないとやけどしてしまうために、より傷跡が大きくなることもあるでしょう。今では、器具を使うことがスタンダードとは言え、失敗することがないとは言い切れないのでそういうことも頭に入れた置いたほうが良いかもしれません。
脂肪吸引で考えられるリスクの中でも目立ちにくいのがカニューレの傷跡でしょう。クリニックでも、カニューレはなるべくしわの部分などから入れるようにはしています。
しわがある場所から挿入すれば赤みが消えた後は、しわと同化してしまうので、傷跡がわからなくなるはずです。
クリニックでもカニューレの傷跡対策はしています。
名医と呼ばれている医師であれば、切開を極力小さくしてくれますから、より一層カニューレの傷跡が目立ちにくくなるでしょう。そもそも医師の技量によって術後に差が出る脂肪吸引ですが、リスクに関しても同じことが言えます。
内出血が目立つときには、カニューレの傷跡がほとんどわからないということもあるかもしれません。内出血が引いて、カニューレの傷跡がわかることもあるかもしれませんが、自然とわからなくなっていくはずです。
もちろん、失敗した場合は治療が必要になることもありますが、痛みなどがないのならば、そのままにしておいても大丈夫でしょう。
お尻・臀部のベイザー脂肪吸引のリスクに関する体験談・口コミ
前向きに、お尻・臀部のベイザー脂肪吸引を考えていた人にとっては、リスクを聞くと躊躇してしまうかもしれません。かなりつらい思いをして、脂肪吸引した人はたくさんいます。
実体験を見ると、そんなにリスクが高いのかと驚いてしまうかもしれません。
お尻だけではなく、太ももの脂肪吸引も同時に行った女性の口コミです。
脂肪吸引を無事に終えたのですが、手術した後は痛みが本当につらかったんです。
圧迫しないといけないので、圧迫タイツを履いていたのですが、あまりの痛みでタイツを脱ぐことができません。
とにかく痛みが本当にひどくて、ものすごくつらくて仕方がなかったんです。
お尻と太ももが痛かったので、歩くのもつらいです。仕事があるので痛み止めを飲んで何とか出社しましたが、変な歩き方だったと思います。痛みだけではなく、息切れもしました。痛みがひどかったからかもしれません。
あれだけつらかった痛みも術後３日したら良くなってきているのがわかりました。
ただ、内出血がひどいです。絶対に人には見られたくないくらい真っ青というか、紫色になっていました。
しかも、広範囲です。しかも、まだ腫れているので細くなったかどうかもわかりません。痛みが和らいだことが救いです。
カニューレの傷跡もチェックしましたが、意外と目立つような感じです。
ただ、しわのある部分にありますし、蚊に刺された感じにしか見えませんでした。
その後、気になっていた硬縮がひどくなりました。
突っ張っているような感じがして大変です。腫れはかなり引いてきたので、細くなったことがわかりますが、まだまだ細くなるでしょう。
念願のスキニーパンツが履けるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうです。
この人のように、お尻と太ももの両方を脂肪吸引する人がかなり多いです。
だから、お尻だけではなく太もものケアも両方しなくてはならないので大変です。
内出血も広範囲になるでしょうし、痛みもあるので術後の生活に何らかの支障が出てもおかしくはありません。
しかし、これが脂肪吸引です。順調な人でもこれだけのリスクが考えられます。
それだけ、体への負担が大きいことがわかります。ベイザーは脂肪を根こそぎ取り除くと言われていますし、脂肪をたくさん取っている分、リスクも大きくなることもあるでしょう。
大変ですが、徐々に体調が回復していきますし、腫れが引いていきますので、確実にお尻や太ももが小さくなっていきます。
お尻の痩身整形が上手なクリニック・医師とは？
痛みがつらいという人はとても多いです。
もちろん、中には痛みがそれほどつらくはなかったという人もいますが、歩き方が変になるくらい痛くて仕方がない人も少なくありません。特に、お尻の脂肪吸引ですから、歩き方に影響が出かねません。
やはり、痩身整形が上手なクリニック・医師にお尻・臀部のベイザー脂肪吸引してもらったほうが良いです。
自分で探すことになりますが、費用が安い、家から通いやすいことを中心に考えないでください。
症例数が多い医師かや手術時間・麻酔の管理体制・失敗確率などなど、多くの条件を基にして選んだほうが良いです。
有名なクリニックなら安心だと思う人が多いですが、決してそうとは言い切れません。
有名とは言え、脂肪吸引で有名ならば良いかもしれませんが、名前が有名なだけならば、脂肪吸引が得意な医師がいるとは限りません。
そもそもクリニック全体で脂肪吸引の症例数が多いほうが良いです。
そして、症例数が特に多い医師に手術を担当してもらいましょう。年間５０例以上は経験している医師のほうが安心して受けられます。経験が多ければ多いほど、うまくいく可能性は高くなるので、症例数は調べておきましょう。
クリニックでは、脂肪吸引の後、何度も検診に来てもらいます。検診の回数がクリニックによっても違いがあることもあります。
手術の翌日に来てもらうことも多いです。
その後は３日後、１週間後というように、クリニックへ行く回数は意外と多いです。できれば、カウンセリングの時に術後のスケジュールを聞いておいてください。
実は、手術の後、１週間後に来てくださいと言われることもあります。
もっと狭い間隔で手術直後はクリニックへ行くことが多いので、スケジュールを聞いてあまりにも検診の間隔が長いと感じたら他のクリニックにしたほうが良いかもしれません。
お尻の脂肪吸引は、取り過ぎてしまうとたるんでしまうので、医師の腕が良いかどうかでクリニックを選ばないと追加の治療が必要になるかもしれません。
修正してもらう人もたくさんいますので、そうならないようにするためにも、経験豊富な医師を選んでください。
お尻を小さくしたり、ヒップアップするために、運動を続けている人は多いですが、理想的なお尻にするのはとても難しいです。年齢とともに下がってしまうので、脂肪吸引も考えてみてください。
リスクが意外と大きいと感じるかもしれませんが、確実にお尻を小さくできます。
かっこいいお尻にすることができるので、考えてみるのも良いでしょう。
