腰回りの脂肪は、ダイエットではなかなか落としにくい部位でもあります。
しかし、女性の特徴として、年齢を重ねることに腰回りに脂肪が付きやすくなってしまう傾向があります。
特に出産を経験したことのある女性の場合、骨盤が開いてしまっていることも多く、そこから脂肪が付きやすかったり、ダイエットでは落としにくいというリスクがあります。
ダイエットをしても落としにくい脂肪を、しっかりと落とすことができるのが腰部のベイザー脂肪吸引手術です。
この腰部のベイザー脂肪吸引手術とは、一般的な脂肪吸引手術とは異なり、カニューレの先端からベイザー波という超音波を出して脂肪を柔らかく溶かしながら吸引していきます。
これによって、長い間放置されてしまい固まってしまった脂肪や、細かい部位の脂肪もしっかりと取り除くことが出来るという特徴があります。
一般的な脂肪吸引よりも、腰部のベイザー脂肪吸引手術では、脂肪を溶かしながら体の負担を軽くして吸引していくので、痛みも少なく、体への負担も最小限で抑えることができます。
皮下脂肪の90パーセント程度の除去が可能ともいわれている手術なので、細身の人で、脂肪が少ない人でも手術が可能です。
こちらの記事では、ベイザー脂肪吸引のしておくべきリスクに網羅的にまとめました。
痛み
カニューレの挿入時には麻酔を使用して行うので、手術中の痛みは全くありません。
手術後に麻酔の効果がきれてくると、カニューレの挿入部位や、脂肪吸引を行った部位に痛みや腫れ、内出血の症状が現れます。
これは、時間とともに徐々に落ち着いていくので、ゆっくりと体を休ませて、傷が治ることを待つしかありません。
痛みが強く残っている場合には、鎮痛剤などを上手に利用して、傷が落ち着くまで待ちましょう。
手術後の経過の状態は、個人差がありますが、早い人では1週間程度で日常生活に戻ることが出来るといわれています。
1ヶ月程度が過ぎれば、症状が重かった人も、元の生活にほぼ戻ることが出来るといわれています。
手術後に、痛みが強くなっていたり、傷口に異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。
感染症などの他のトラブルの可能性も考えられるので、正しい処置が必要となります。
腰部のベイザー脂肪吸引の手術後には、痛みが残っているうちから、医師の指示に従って患部のマッサージを行う必要もあります。
このマッサージによって、脂肪吸引を行った部位が凝り固まってしまうことを防いだり、仕上がりの皮膚の見た目をスムーズにする効果があるので、しっかりと行いましょう。
腫れ
腰部のベイザー脂肪吸引手術では、脂肪が気なる部位にカニューレを挿入して、過剰になっている脂肪を吸引していきます。
ダイエットをしても落としにくい部位であったり、短期間で効果を得たいという人に、しっかりと効果を出すことが出来る手術です。
しかし、腰部のベイザー脂肪吸引手術は、難易度が高い手術となるので医師の技術力が、仕上がりの状態を左右します。
未熟な医師による手術の場合、吸引量が希望通りの量でなかったり、仕上がりの状態に左右差が出るなどの失敗があります。
また、カニューレの挿入跡が残ってしまったり、感染症などのリスクもあるので、信頼できるクリニックで手術することが大切です。
腰部のベイザー脂肪吸引手術では、手術後に患部が腫れてしまうことがあります。
これはカニューレの挿入によっておこる症状で、傷口が落ち着いてくると徐々に腫れも引いていきます。
腰部のベイザー脂肪吸引手術を行った直後には、腫れがひどい状態です。
そのため、見た目には手術後の仕上がりが確認できなかったり、理想としているデザインに仕上がっていないということが多いです。
腫れは1ヶ月程度で引いていきます。
完全に腫れがひくまでには3ヶ月程度の時間がかかるとも言われているので、焦らずにしっかりと手術跡が落ち着くのを待ちましょう。
腫れている期間であっても、脂肪が凝り固まらないようにマッサージをしていく必要があります。
手術後に、クリニックで説明されるものですが、しっかりと自宅でのケアを行うことで、仕上がりの状態の美しさに差が出ます。
腫れている間であっても、マッサージをしっかりと行うことで、脂肪が固まることなく、残っている脂肪がきれいに広がっていくので、自然な仕上がりとなります。
痛みや腫れがあるからと言って、マッサージをしない状態でいると、吸引した部位の脂肪だけが取り除かれたような、いびつなラインの仕上がりとなってしまいます。
皮膚のおうとつが目立つような失敗例の中にも、マッサージ不足が関係しているものもあります。
しっかりとホームケアを行うことによって、滑らかなきれいな仕上がりとなるので、しっかりとマッサージをして、キレイな仕上がりを目指しましょう。
ダウンタイム中には無理をしないで、ゆっくりと体を休めることが大切です。
時間が経過しても腫れがひかなかったり、腫れがひどくなっている場合には、すぐに医師に相談して患部を見てもらい正しい処置をしてもらいましょう。
内出血
腰部のベイザー脂肪吸引手術では、皮膚の中にカニューレを挿入して、脂肪を吸引していきます。
このときに、カニューレからベイザー波を出して、脂肪を柔らかくしながら吸引していくので、通常の脂肪吸引手術よりは、体への負担を軽減することができます。
しかし、負担が軽減できたとしても、やはり体への負担が掛かっていることには変わりありません。
そのため手術後の肌には、内出血が起こることがあります。
この内出血のレベルについては、個人差が大きくあります。
体質的な問題だけでなく、腰部のベイザー脂肪吸引手術によって吸引した脂肪の量によっても、症状の現れ方は異なります。
特に皮膚に近い脂肪を多く吸引した場合には、内出血も皮膚に近い部位で起こりやすいので、より目立ってしまいます。
手術後には、内出血が目立つことも考えて、出来るだけ露出をしないで済むようなスケジュールを組んでおきましょう。
また腰部のベイザー脂肪吸引の手術後には、痛みが強く出るという人もいます。
痛みの感じ方なども個人差がありますが、強く痛みが出た人の中には、起き上がれなかったという人もいるので、手術後のスケジュール調節はしっかりと行い、出来るだけゆっくりと過ごすことが出来るようにしておきましょう。
腫れや内出血、痛みなどの症状は、徐々に治まっていきます。
傷の治り方などには個人差がありますが、早くて1週間程度、遅くても1ヶ月程度で落ち着くといわれています。
内出血や腫れがひいたときに、初めて仕上がりの状態を確認することが出来ます。
左右差が激しかったり、皮膚がでこぼことした状態になっている、カニューレの挿入跡が非常に目立つなどの失敗も、この時期に確認することができます。
失敗してしまった場合には、修正手術が可能なものと、他の手術を行ってカバーするものなど、その方法はことなります。
仕上がりにおいて、気になる点があったら、医師にしっかりと相談して、対策を考えましょう。
修正手術を行う場合には、体への負担が大きいだけでなく、最初の手術よりも難易度の上がるものとなります。
修正手術を検討している場合には、他のクリニックでセカンドオピニオンを受けることも良いでしょう。
また違った方法での、手術提案などもしてもらうことが出来ます。
ダウタイム中に、内出血や腫れが悪化していく場合には、他のトラブルや失敗も考えられます。
自己判断をしないで、速やかに医師に相談してみましょう。
カニューレの傷跡
腰部のベイザー脂肪吸引手術において多い失敗例が、カニューレの傷跡が目立ってしまうというものです。
通常カニューレの挿入には、手術後に目立たない位置にしたり、傷がきれいに治るような軟膏や飲み薬によってフォローをしていきます。
しかし、技術力が低い医師による手術の場合、カニューレの挿入位置が正しくなかったり、動かし方が乱暴であったりすると、傷跡が大きく残ってしまうことがあります。
傷跡が残ってしまうと、修正することが難しいので、失敗しないような医師選びを行うことが大切です。
他にも、クリニックの衛生管理がしっかりとされていなかったり、手術後のケアを正しく行わなかった場合には、傷口から感染症にかかってしまう可能性もあります。
感染症にかかってしまうと、腫れや内出血が悪化したり、長期間続いてしまいます。
また、傷口が化膿してしまったりすると、より傷跡が残りやすくなります。
感染症は、悪化すると他の部位にも転移してしまったり、重症化してしまう可能性もあります。
正しい治療が必要となるので、手術後の傷口に異変があった場合には、すぐに医師に相談しましょう。
また、ダウンタイムが過ぎてもカニューレの傷跡がはっきりと残ってしまっている場合には、塗り薬などで傷跡を目立たなくすることも出来ます。
医師に相談して、正しい処置を行いましょう。
技術力の低い医師による失敗例として、カニューレの挿入跡が皮膚の下に残ってしまうというのもあります。
これは、カニューレの挿入位置が正しくなかったことにより、外からみても、皮膚にカニューレを挿入した部位がわかるようなでこぼこが残ってしまうというものです。
このような場合には、再度脂肪吸引手術を行って、カニューレの挿入跡が目立たないように処置を行うことも出来ます。
しかし、修正手術には高い技術力が必要となるので、キレイな仕上がりにすることができる医師は限定されています。
失敗を回避するように、出来るだけ信頼できる医師を選択しましょう。
また、同じ部位を何度も手術することで、皮膚が硬くなってしまったり、しこりが出来てしまうなどのリスクも高まります。
皮膚への傷跡も残りやすくなってしまうので、修正を行う婆には、十分に注意が必要です。
同じ手術内容であっても、医師の技術力によって仕上がりの状態は大きく異なります。
きれいに仕上げるためにも、技術力の高い信頼できる医師を選び、手術を行うようにしましょう。
腰部のベイザー脂肪吸引のリスクに関する体験談・口コミ
腰部のベイザー脂肪吸引手術における、体験者の口コミの中には、まずダウンタイム中の痛みなどのリスクが多くあります。
腰回りの脂肪吸引を行うことで、カニューレの挿入位置が背中などになることもあります。
このような場合には、横になったときに傷口が布団に触り、痛くて横に慣れなかったという人もいます。
また、スカートやパンツなどのウエスト部分が、ちょうど傷跡と重なってしまい、ワンピース以外を着ることが出来なかったという人もいます。
腰部のベイザー脂肪吸引手術後の症状の出方には、個人差が非常に大きく、必ずしもこのような書状に悩むとは限りません。
しかし、手術前に、しっかりと手術後のリスクを知っておくことで、事前にいろいろな対策をしておくことが出来るので、しっかりと知っておくことも大切です。
他にも腰部のベイザー脂肪吸引手術のリスクとして、失敗のリスクも口コミにあります。
仕上がりの状態が、希望していたものと異なっていたり、左右差があるなどは多いものです。
脂肪を取りすぎてしまい、不自然な仕上がりとなってしまったという人もいます。
また、脂肪を吸引するときに、他の部位にも傷をつけてしまい、麻痺が残ってしまうなどのリスクもあります。
特に、ベイザー脂肪吸引の場合、通常の脂肪吸引と異なり、ベイザー波が脂肪を溶かしながら手術を進めていくので、リスクも大きくなります。
このベイザー波は、脂肪だけでなく、他の成分も破壊してしまう恐れがあるので、慎重に手術を行う必要があります。
特に腰や背中にカニューレを挿入する場合には、歩行に必要な神経などが多く通っている部位でもあるので、より慎重に手術を行う必要があります。
神経を傷つけてしまうと、手術後に麻痺が残ってしまったり、最悪のケースでは、歩行困難などの生活に支障が出てしまうような症状も考えられます。
このような状態になってしまうと、専門医の診察が必要となるだけでなく、リハビリや服薬などの処置も必要となります。
また、脂肪吸引の場合、吸引可能な脂肪の量は、その人によって微妙に異なっています。
正しい吸引量を守らないと、命の危険も考えられます。
脂肪がたくさんついている場合でも、1度で吸引できる量は決まっています。
早く手術を完了させたいと思っても、吸引量に合わせて複数回に分ける必要があることもあります。
知識量が少ない医師の場合、正しい判断をしてもらえないこともあるので、注意しましょう。
手術を安くするコツ・腰部の痩身整形が上手なクリニック・医師とは?
腰部のベイザー脂肪吸引手術では、ダイエットでは落としにくい部位の脂肪もしっかりと落とすことが出来るので、理想的なボディーラインを作ることができます。
しかし、腰部のベイザー脂肪吸引手術に限らず、美容整形手術には、失敗のリスクが必ずあります。
少しでも失敗のリスクを軽減するためにも、信頼できるクリニックを選択することが重要です。
自分に合ったクリニック選びのポイントとしては、過去の実績や症例をチェックすることです。
過去に同じような症状の人の手術を多く行っているクリニックでは、仕上がりのイメージが伝わりやすいだけでなく、手術に必要な道具や技術がしっかりと備わっていると考えられます。
また、所属している医師の実績もチェックしておくと良いでしょう。
痩身が得意な医師や、美容整形手術が得意な医師など、医師によって得意とするジャンルが異なります。
得意としている医師がいる場合には、最新の技術や、豊富な知識を備えていることが期待できるので、より理想的な仕上がりが期待できます。
他にも、クリニックごとに異なっているが、アフターサービスです。
万が一、手術後にトラブルが起こってしまったり、手術後の仕上がりに納得が出来ないなどの場合に、アフターサービスで対応してくれるかどうかという点は、とても重要になってきます。
特に、傷跡にトラブルが起こってしまった場合などに、しっかりと診察をしてくれるか、また提携している病院があるかなどは知っておいたほうが良いでしょう。
アフターサービスがしっかりとしているクリニックであれば、安心して手術を受けることが出来ます。
他にもクリニックの衛生状態や、医師や看護師の態度なども事前にチェックしてみると良いでしょう。
最近では口コミサイトなどもあるので、気になるクリニックがあれば、口コミをチェックしてみるのも良いでしょう。
特にクリニックの衛生状況に関しては、非常に重要なポイントにもなります。
衛生管理がきちんとされていないクリニックでの手術では、傷口からの感染症の恐れも高まります。
感染症は、傷口の治りが遅くなったり、傷が残りやすくなるだけでなく、重症化すると命の危険もあるので十分注意したいものです。
クリニック選びを慎重に行うことが大切です。